- 日時 2020年11月14日(午後1時半~3時)
- 講師 李仁愛(イ・イネ)氏 (韓国 国立ソウル大学 博士研究員)
有害化学物質への対策について、アジアで最も進んでいる国は、韓国であることをご存じでしょうか?
韓国では、2000年代に加湿器の殺菌剤が原因で1000人を超す死亡者を出した事件を境に、有害化学物質管理が劇的に強化されました。
また、もう一つの先進的取り組みがバイオモニタリング制度で、国民の体内が、どの程度有害化学物質に汚染されているのかを調べる制度で、韓国では国民の代表値を統計的に示すために6000人規模の調査を3年ごとに実施しています。
韓国の国立ソウル大学で、環境衛生学博士として、アジア地域の子どもたちでのフタル酸エステル類のバイオモニタリング研究をはじめ、内分泌かく乱化学物質による肥満や糖・脂質代謝への影響を研究してこられた李仁愛(イ・イネ)博士に、韓国からオンラインでご講演いたきました。
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