去る5月9日代表理事の立川涼先生が御逝去されました。
立川先生は、魚介類のPCB汚染やごみ焼却場からのダイオキシン汚染を日本で初めて発表されるなど環境化学分野でのパイオニア的な研究者です。
1998年9月の当会設立時に、高知大学学長の肩書きのまま当会代表にもなっていただき、その後を19年間にわたり私たちを率いてくださいました。
傑出した業績をお持ちの反面、とても気さくで暖かな人柄で、年次総会の代表挨拶などでウィットに富んだお話を覚えている会員の方も多いのではないかと思います。
通常7月末に開催している会員向けの総会・記念講演会を9月9日に延期して、総会を兼ねた立川先生を偲ぶ会を開催します。
立川先生御生前のビデオ映像も交えながら、先生との思い出、今後私たちが受け継いでいくことなどを一緒に考える会としたい思います。
偲ぶ会で上映された生前の立川涼先生
JEPAニュース1号での立川先生の記事「私たちにとって人工化学物質とは」
- 日時:2017年9月9日(土) 午後1:30~4:30
- 1:30~2:30 国民会議年次総会報告
- 2:30~4:30 立川先生を偲ぶ会
- 会場:文京区民センター2階2-A会議室