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「ネオニコチノイド系農薬 最新研究&農薬再評価の問題点」(2023年7月9日)

2023年7月9日(日)午後1時30分~3時30分

講師:星信彦氏(神戸大学大学院農学研究科応用動物学講座動物分子形態学分野教授 ライフサイエンスラボラトリー施設長)
木村ー黒田純子氏(環境脳神経科学情報センター ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 理事)

ネオニコチノイド系殺虫剤は、ハチだけでなく昆虫類、鳥類など生態系に重大なダメージを及ぼし、ヒトを含む哺乳類にも悪影響を及ぼすことがわかってきました。
ネオニコチノイドが哺乳類の脳神経系、生殖系、免疫系などに多様な悪影響を及ぼすことを、多数の研究から明らかにしてきた、神戸大学・星信彦先生から、最新の科学情報をわかりやすくお話しして頂き
ました。
一方、農薬の再評価が始まりました。再評価では、公表文献が評価に使用されることになりましたが、公表文献の収集、選択、評価を実施するのは、なんと利益相反のある農薬会社です。実際、農水省が既に公開したネオニコの公表文献の資料には、星先生方の重要な文献がわからないよう、何報も削除されていました。この不当な再評価の問題について、木村ー黒田純子氏から解説してもらいました。

講演資料はこちらからダウンロードできます。
星信彦氏の講演資料
木村―黒田純子氏の講演資料

報告記事
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講演動画

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