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院内集会「プラスチックによる環境・人体汚染を防ぐために」(2025年6月3日)

海洋・河川など水系、大気、土壌だけでなく、人体のプラスチック汚染が進んでいます。環境中で微粒子化したマイクロ・ナノプラスチックは、血管障害を起こし、有害化学物質による人体の汚染、健康障害を起こす報告が増えています。この危機的状況を克服するために、国際プラスチック条約策定に向けた交渉が続けられています。

プラスチックには、13000種中約4000種の有害化学物質が含まれており、それらの多くが内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)です。プラスチック製品から有害化学物質が環境や人体内に入るのを、私たちは少しでも食い止めなくてはなりません。プラスチック生産量の削減と有害化学物質の規制強化が必須です。

子どもケミネットでは、昨年から国際プラスチック条約にプラスチックの生産量の削減と有害化学物質規制を盛り込ませるよう日本政府に働きかけるための署名活動を行っており、昨年、第1次集約分約 6万7千筆 (11月時点)を、日本政府へ提出しました。

本集会では、プラスチックの環境汚染研究の第一人者である高田秀重先生に、現在の問題点についてお話頂きました。さらに、中下裕子代表からは、その後の署名の集約状況を報告の上、環境省・経産省に提出しました。。また、各省庁の担当者からの発言もいただきました。

講演資料はこちらからダウンロードできます。
高田秀重先生の講演資料
報告記事は準備中です。

講演動画です

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