PFAS(有機フッ素化合物)には1万種類以上あると言われていますが、現在国際的に規制されているのはPFOS, PFOA, PFHxSの3物質だけです。欧州連合では、1万種類すべてのPFASを一つのグループとして捉え、原則全面的な製造・販売を禁止する法案が審議中です。
現在法案は、欧州化学機関(ECHA)の特別委員会で評価中ですが、今年9月に当初の法案に対する改訂版が公表されました。当初の案では、例外は認めず全ての用途でPFASは全面禁止、代替が難しい用途には猶予期間を長くするという案でした。しかし改訂版では、例外的に使用継続を認めるオプションも追加されました。日本も含めた世界の業界団体からの圧力で、EUの規制は弱められる可能性もでてきました。
EUの規制をめぐる最新情報について、スウェーデン政府の出資により、有害化学物質のより厳格な規制管理を目指して設立された非営利団体ChemSec(The International Chemical Secretariat)のシニア・ケミカル・ビジネス・アドバイザーであるヨナタン・クレイマーク博士に、お話しいただきます。ぜひご参加ください。
日時:12月10(水)18:00 開始 20:00終了
参加費:無料
逐次通訳付き
オンラインでの開催
参加申込/
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https://x.gd/FtMU5
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