- 日時:2013年7月27日(土) 午後1時30分~4時30分
- 場所:中央大学駿河台記念館670室
- 講師:黒田洋一郎氏(環境脳神経科学情報センター代表)
坂部貢氏(東海大学医学部教授 日本臨床環境医学会理事長)
子どもの発達障害が増加しています。その原因として、家庭や社会での要因や遺伝的要因が挙げられてきました。しかし近年、環境中の微量な化学物質の影響を示唆する研究が増えています。特に胎児期もしくは幼少期の影響を受けやすい時期に、農薬をはじめとする様々な化学物質のばく露によって、発達障害の発症リスクが増えるという研究です。
人への悪影響を最小化するためには、胎児期など影響を受けやすい時期や、個人の感受性の違いを考慮した最も影響を受けやすい人たちに焦点を当てる必要があります。黒田先生と坂部先生のお話をうかがいました。