日時 2016年7月31日(日) 午後2時~4時
講師 坂部貢氏演(東海大学大学院医学研究科先端医学専攻教授)
柔軟剤などの強い香料が原因で体調不良を訴える人が増えています。良いにおいを嗅いだ時と、不快な
においを嗅いだ時では、私たちの脳の反応はどのように違うのでしょうか?
また微量な化学物質に反応する化学物質過敏症の人も増えています。化学物質過敏症の人では、におい
に対する脳の反応に違いがあるのでしょうか?
環境省は6年前から「環境中の微量な化学物質による健康影響に関する調査研究」を実施中です。また厚
労省は室内空気汚染対策のために「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」を開催中です。
その両方の委員会の中心メンバーで化学物質過敏症研究の第一人者である東海大学の坂部貢先生に、最先
端の研究成果をご紹介いただき、におい被害と化学物質過敏症の共通点、また被害軽減のための対策につ
いてお話しいただきました。
● 講演資料
『においと化学物質過敏症』嫌なにおいを嗅いだ時、脳では何が起きているか?
● 報告記事はこちら