- 日時 2016年12月3日(土)午後2:00~4:00
- 講師 中山祥嗣氏(国立環境研究所 環境リスク・健康研究センター曝露動態研究室室長 エコチル調査コアセンター研究開発室長)
海外での内分泌かく乱化学物質(通称環境ホルモン)問題への取り組みが活発になってきています。各国では、まずは研究、そして査法の確立、最終的には使用規制へと着実に対策を進めてきています。
欧州連合では、すでに2009年に農薬、2012年に家庭用品に使用される殺虫剤・殺菌剤などへの、内分泌かく乱作用のある化学物質の原則禁止を決めています。これらの規制を開始するために必要な、内分泌かく乱化学物質の特定ののための判断基準案が、今年6月に公表されました。
一方日本では、研究・検査法の確立の段階にとどまっており、使用規制に向けての取り組みが遅れています。そこで今回、欧米での内分泌かく乱化学物質の研究・規制の動向に詳しい、国立環境研究所の中山祥嗣先生に御講演いただきました。
● 講演資料
● 報告記事