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ネオニコチノイド系農薬の登録・販売中止を求めて(2010年4月21日)

  • 日時2010年4月21日(水曜)午後0時~午後1時30分
  • 場所:衆議院第1議員会館  第3会議室
  • 講師:藤原誠太氏(日本在来種みつばちの会会長)
       青山美子氏(青山内科小児科医院 院長)
       平久美子氏(東京女子医大麻酔科医師)
       水野玲子氏(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)
 

90年代はじめよりヨーロッパで始まったミツバチ大量死は、今日では全世界的に広がっています。
原因として、ダニ、ウイルス、地球温暖化、ストレス、農薬などが指摘されていますが、最も直接的な要因と疑われているのがネオニコチノイド系農薬です。日本では、岩手県や北海道などで、ネオニコチノイド農薬が原因とみられるミツバチ大量死が報告されています。また、この農薬の農作物への残留基準が欧米に比較してきわめて緩いために、中毒症状ともいえる人体被害が多数報告されています。

すでにヨーロッパ諸国などでは、ネオニコチノイド系農薬の危険性を問題とし、その一部分または全面的に販売を中止しています。ところが日本では、農水省が不足したミツバチの需給バランスの調整などの対策には着手したものの、この危険な農薬の規制に向き合おうとしていません。

水稲に多用されるネオニコチノイド系農薬は、松枯れ対策やシロアリ駆除剤、ガーデニングの薬剤などにも使用され、日本での使用量が年々増加しています。私たちは、ネオニコチノイド系農薬の登録・販売禁中止を求める政策提言をまとめました。その危険性を広くみなさんに呼びかけて、ネオニコチノイド系農薬の登録・販売中止を一刻も早く求めたいと思います。

  • 講演資料:ミツバチ大量死とネオニコチノイド系農薬 藤原誠太氏(日本在来種みつばちの会会長)
         首都圏に忍び寄るネオニコチノイド中毒 青山美子氏(青山内科小児科医院 院長)
         物忘れ・不整脈・手指のふるえ、ネオニコチノイド中毒の特徴  平久美子氏(東京女子医大麻酔科医師)
         ネオニコチノイドへの海外の対応と日本 水野玲子氏(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)
  • JEPAニュースでの報告記事
Posted in 学習会・講演会