日時:2月18日(土)2時半~4時半
講師:菅野純氏(国立医薬品食品衛生研究所・客員研究員・名誉所員)
通常学級に通う小中学校の児童生徒の8.8%に、発達 障害の可能性があることが、2022年12月13日、文部科 学省の調査で明らかになりました。脳は、遺伝と環境の相互作用によって発達していきま す。遺伝子が短期間のうちに変異することはありえず、 発達障害の急増は、環境要因が関与していると考えら れます。 環境要因は多様ですが、なかでも農薬や内分泌かく乱 物質(環境ホルモン)などの化学物質のばく露が関与 している可能性が指摘されています。
菅野純先生は、脳の発達に影響を与える多種類の化 学物質について、長年研究されてきました。 今回、脳の発達に影響を与える化学物質にはどんなも のがあるのか、そして胎児期・新生児期(周産期)に化 学物質に曝された際に、脳の高次機能にどの様な障 害が残るかなど、最新の研究について、わかりやすく お話し頂きました。
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