講師:梶原夏子氏(国立環境研究所・資源循環領域(試験評価・適正管理研究室)/主幹研究員)
中下裕子氏 NPOダイオキシン・環境ホルモン対策 国民会議代表理事 有害化学物質から子どもを守るネット ワーク(子どもケミネット)代表世話人、弁護士
国際プラスチック条約の策定交渉が2024年末に予定されています。プラスチック廃棄物による地球規模 の汚染が深刻化しており、緊急かつ国際的対応が求められています。プラスチック条約の策定はこのような国際的対応の第一歩であり、その内容は、人類がこの汚染危機を回避できるかどうかを左右すると言っても決して過言ではありません。
そのためには、(1)プラスチックの生産量をできる限り減らすこと、(2)プラスチックに使用される有害化学 物質の禁止、制限、段階的廃止の規制措置、(3)使い捨て製品を含む、問題のある・回避可能なプラスチック製品の使用禁止が必須です。子どもケミネットではこの重要な問題に取り組み、日本政府に対し、 積極的に取り組むよう要望するため署名活動を実施しています。
梶原夏子氏には、廃プラスチックよりリサイクル用に作られた再生ペレット中に含まれる臭素系難燃剤や 非意図的混入物、有機フッ素化合物など有害化学物質についてお話しいただきました。また中下裕子代表には、国際プラスチック条約策定の問題点と署名活動についてお話しいただきました。
講演1,「再生プラスチック中の 有害化学物質について」
梶原夏子氏(国立環境研究所・資源循環領域(試験評価・適正管理研究室)/主幹研究員)
講演資料はこちらからダウンロードしてください。
報告記事:作成中です
講演2,国際プラスチック条約策定の問題点と署名活動について
中下裕子氏 NPOダイオキシン・環境ホルモン対策 国民会議代表理事 有害化学物質から子どもを守るネット ワーク(子どもケミネット)代表世話人、弁護士
講演資料はこちらからダウンロードしてください。
報告記事:作成中です