合成ピレスロイド系農薬の毒性についての講演会
“世界の子ども達の健康が環境化学物質により脅かされています”
蚊、ハエ、ダニ、ゴキブリなどの害虫駆除として多くの農薬が日常的に安易に使われています。殺虫剤のなかで一般的につかわれている農薬は合成ピレスロイド系農薬です。又、合成ピレスロイド系農薬はマラリア対策では噴霧殺虫剤の他、蚊帳の糸に練り込み“農薬蚊帳オリセット”としてマラリア罹患地域で多く使われています。
国立環境研究所の今西哲氏、曽根秀子氏、米元純三氏らは、合成ピレスロイド系農薬の毒性について調査研究し、マウスの脳の血管形成と行動に影響を及ぼす事を明らかとしました。この度、その論文が国際科学誌“Environmental Toxicology”に掲載されましたので、その研究者の一人である曽根秀子氏に解説をお願いいたしました。
●講師:田坂興亜(元国際基督教大学教授/Ph.D化学)
“マラリア対策の予防蚊帳に殺虫剤農薬はいらない”
●講師:曽根秀子(国立環境研究所/環境リスクセンター主任研究員/薬学博士)
“胎児期曝露による環境化学物質の影響評価に関する研究”~脳血管形成を指標にして~
- 司会:戸高恵美子(千葉大学予防医学センター/准教授/医学博士)
日時:2012年2月19日(日) 午後1:30~4:30 (入場無料)
会場:フォーラム8 707号室 (東京都渋谷区道玄坂2-10-7新大宗ビル7F) Tel: 03-3780-0008
共催: ●(特活)サパ=西アフリカの人達を支援する会 ●(特活)ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 反農薬東京グループ
連絡先:(特活)サパ=西アフリカの人達を支援する会
Tel:03-3237-7022 Fax: 03-6411-4040
http://www.npo-supa.com