- 日時:2015年11月22日(日) 午後1:30~5:00
- 会場:中央大学駿河台記念館280号室
- 講師:Tianjie Ma氏(China Dialoug 元グリーンピース中国化学物質問題担当)
Penchom Saetang氏(Ecological Alert and recovery Thailand(EARTH) タイ)
Ajay Patel氏(Sambhavna-clinic インド)
谷口靖彦氏(大阪府 環境農林水産部環境管理室長)
2015年8月、中国天津での危険物専用倉庫での化学物質爆発事故は、改めて我々の身近なところでの化学物質事故の危険性を示しました。また1984年インドで起きたボパールの化学工場事故は30年経ってもまだ地域住民に被害はなくなっていません。日本でも地震や台風などの天災が増えています。住宅地域の近くに危険な化学物質が保管されていた場合、被害を予防するためにはどうした対策が必要なのでしょうか?
中国からは、元グリーンピース中国の化学物質問題担当のTianjie Ma氏、またインドからはボパールで事故の被害者救済に取り組んでいる団体(Sambhavna)のAjay Patel氏、またタイからは化学物質管理に取り組むEARTHという団体のPenchom Saetangさんをお招きし、アジア地域での化学物質事故の経験をお話いただきました。
また大阪府環境農林水産部環境管理室長の谷口靖彦氏に日本の化学物質事故対策の現状と課題についてお話しいただきました。
- 講演資料:
「天津化学工場事故と中国における化学物質管理とNGOの取り組み」 Tianjie Ma氏
「タイの化学物質事故と管理体制」 Penchom Saetang氏
「インドボパール化学工場事故から30年後の真実」 Ajay Patel氏
「日本での化学物質事故対策について」 谷口靖彦氏 - JEPAニュースでの報告記事