- 日時:2014年7月27日(日)午後2時45分~4時55分
- 講師:神尾陽子氏(独立行政法人国立精神・神経センター精神保健研究所 児童思春期精神保健部 部長)
黒田洋一郎氏(環境脳神経科学情報センター代表)
自閉症、ADHDなど発達障害は、日本や米国で急増しており、大きな社会問題となっています。
国民会議ではこの問題に焦点をあて、まず発達障害の専門家である独立行政法人、国立精神・神経センター精神保健研究所の児童思春期精神保健部部長の児童精神科医・神尾陽子さんに、発達障害児とはどんな子どもたちか、健やかに成長できるための療育、社会の役割について、御講演いただきました。
次に、環境脳神経科学情報センターの脳神経科学者・黒田洋一郎さんに、発達障害の原因としての農薬やPCBなど環境化学物質についてお話いただきました。。胎児期における農薬や環境ホルモンなどの有害化学物質の曝露が、発達障害の原因となることが最近科学的に明らかになってきており、このリスクは有害化学物質の摂取を避けることにより予防できるはずです。
- 講演資料:
「発達障害の新しい理解:発達障害のある子どもたちの健やかな成長を育む社会の役割とは」 神尾陽子氏
「発達障害の原因としての環境化学物質:農薬、PCBなどを避けることによる予防」 黒田洋一郎氏 - JEPAニュース報告記事:
神尾陽子氏講演
黒田洋一郎氏講演